ゴムの配合比率について

ゴム材料と一口に言っても様々な材料があります。ニトリルゴム、ブチルゴム、ウレタンゴムなど、ゴム種別によって様々な特性があり、配合比率によって硬度(かたさ)、耐久性、強度、コストなど、調整することができます。例えばシリコンゴムやフッ素ゴムは耐熱性が高い、その中で枝分かれして、フッ素ゴムはクロム酸や苛性ソーダには強い、シリコンゴムは弱い、といったように特徴が異なります。

弊社ではお客様のご希望に合わせて、予算や製品に求められる各種条件などをヒアリングしながら、数多くの工業用ゴムローラーを製作してきた実績を元に最適なゴム配合・材料選定の提案をさせて頂きます。

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加工方法について

ゴムの成形方法は試作品か量産品か、また形状、材質によって大きく変わってきます。

弊社で加工している巻蒸加工は、主に工業用のゴムローラーやスリーブ、パッキンなど、円筒型の製品を製作をするのに向いている手法です。量産性に関しては、小ロット、大量生産共に対応することができ、2次加工をすることで高い精度を出すことができます。ただ、パッキンなどに関しては金型を使った注型の方法もあり、形状や製作の個数によっては初期コストがかかるとはいえ、金型の方が全体のコストが下がることもあります。

様々な加工方法があるゴム製品ですが、弊社では円筒状のゴム製品に関しての加工方法の相談を承っております。切削加工を使った1点物、金型を使った量産品、どの加工方法がベストな加工方法なのかご提案をさせて頂きます。

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